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【東日本大震災から6年・・・・】

東日本大震災発生から6年を迎えました。

発生時刻の14:46には市内の防災無線からサイレンがながれ、当館でも多くの方々が黙とうでその時を迎えました。

震災から6年たった今でも、まだまだ多くの方々が行方不明ですが、毎月の月命日には「わずかな手がかりでも家族のもとへ返したい」と警察署や海上保安署などが中心となり、海岸などで懸命の捜索活動が続いております。

一方で、防災集団移転事業は1団地を除き宅地造成工事が完了し、災害公営住宅は5月までに全団地の整備が終わるなど、最優先課題だった住居問題に一定のめどがついております。

合わせて、学校の校庭や、公園などに設置されていた仮設住宅は入居率29%になるなど集約が進み、3月8日には唐桑町の中井小学校の校庭が市内で最初に全面解放され、子供たちがやっと通常の学校生活をおくれるようになりました。

このように、少しずつ着々と復興に向け進んでいる気仙沼ですが、人口減少や新たなコミュニティーの形成、また、震災の風化が進む中、どうやって次の世代に引き継いでいくか?など様々な課題も山積みです。

全国の皆様のこれまでのご支援とご声援にあらためて感謝を申し上げますとともに、これからもかわらぬご支援・ご声援を心よりお願い申し上げます。

                             気仙沼ホテル観洋従業員一同

(写真は三陸新報より引用)