お知らせ News
【九州地方・近隣のホテル・旅館業の方々へ】
心配される熊本・大分地方ですが、ようやく救援物資が届いたり、ライフラインが復旧したりと、震災当初の最悪な状況は脱したようですが、相変わらず余震が続き、まだまだ油断できない状況の様です。
また、被災された方々にとって大変な状況は、これからもまだまだ続くと思います。
おそらく、仮設住宅が出来るまでの二次避難をへて、仮設住宅に移り、災害公営住宅や集団移転などへという措置をとられると思います。
その二次避難ですが、気仙沼では我々ホテルなどの宿泊施設が二次避難場所になりましたが、土地の確保がなかなか進まず、仮設住宅の建設が遅れ、かなりの時間がかかりました。
もちろん、当ホテルでも二次避難場所として、全客室を気仙沼市へ提供し、延べ20,500人の皆様のお世話をさせて頂きました。
気仙沼市では工事が遅れ、当ホテルが宮城県で最後の二次避難場所になりましたが、避難所が解除されるまで約8か月、当初の予定より5か月遅れての避難所解除となりました。
今回も熊本県内や近隣地域のホテル・旅館などに二次避難の要請があると聞きました。
おそらく今回も気仙沼の様に、避難所解除まで相当時間を要するのではと思います。
避難生活は大変なストレスがかかります。避難所としてもなるべくストレスを少なくして生活して頂くため、仮設住宅が出来た時に自立した生活を送れるようにやるべき事がたくさんあります。
また、きちんとしたルール作りなども必要です。
初めてだらけで分からない事も沢山あると思いますが、我々でよろしければ、何かアドバイス出来る事もあるかも知れませんので、その折りにはどうぞご遠慮なくご一報下さい!
支配人 小野寺